ＲＹＵＢＥ大阪誕生の経緯

RYUBE大阪　誕生の経緯

１．「ＲＹＵＢＥ」というツーリングクラブ

「ＲＹＵＢＥ」は、１９８８年九州に誕生した歴史あるツーリングクラブです。　

今でも派手な黒のＧＰＺ９００Ｎｉｎｊａを駆ける、九州の忍者親分が中心となって立ち上げた、と聞いています。　それから少しづつメンバーを増やし、毎年宮崎県の都井岬や熊本県阿蘇等へ精力的にツーリングを行ってきました。（ＲＹＵＢＥ誕生の経緯は、「ＲＹＵＢＥ九州」ＨＰに紹介されていますので、そちらをご覧下さい）。

１０年前（１９９５年）、私・管理人ミミオが社会人になり最初の配属先は九州・福岡でした。　そこで「ＲＹＵＢＥ」のメンバーであった子忍者君と知り合い、「ＲＹＵＢＥ」最大のイベントである都井岬ツーリングに誘われて参加したのが、「ＲＹＵＢＥ」との最初の縁です。　それまでソロツーリングしか経験した事が無かった私にとって、「ＲＹＵＢＥ」の大人数での都井岬ツーリングはかなりインパクトのある経験でした。　部外者である私を快く迎えてくれ、堅苦しさは一切無く、ツーリング中も宿での宴会でも常に明るく楽しい雰囲気が、とても良い印象を受けました。　また、ツーリングに関しても仲良く隊列を組んで走っていくのかと思うと、次の区間では一転皆好きなペースで走り出す・・・といった自由さも魅力に感じました。　結局そのまま「ＲＹＵＢＥ」のメンバーの一員となり、大阪に転勤するまでの７年間、主に都井岬ツーリングを中心に参加していました。

２．新たに「ひまわり組」が発足

歴史もあり、メンバーも増えてツーリングクラブとしても大きくなった「ＲＹＵＢＥ」ではありましたが、逆に大所帯になって、忙しいメンバーが増えた為に、普段気軽にツーリングが組む事が難しい状況になりました。　そんな中、２００２年（平成１３年）８月２５日、走りに飢えていたメンバーが中心になって新たなツーリングクラブが誕生したのです。　
”フットワークを軽く・思い立ったら・どこにでも・そして誰でも参加できる”　ツーリングクラブを目指して出来たのが「ひまわり組」でした。
「ひまわり組」ではホームページを公開して、自由に誰でも参加できる体勢を取った為、バイク好きのメンバーが少しづつ増えてゆきました。　また、少人数でもツーリングがしたいメンバーがいれば走っていたので、活動も活発になっていきました。

私は当時、もうひとつの趣味であるウィンドサーフィンに熱をいれており、それ程バイクに積極的では無かったのですが、幸いにして子忍者君はじめ「ひまわり組」発起人のメンバーと懇意にさせて貰っていましたので、「ひまわり組」発足のツーリングに参加する事はできました。　しかし、その２ヵ月後私は実家のある大阪に転勤になってしまい、「ＲＹＵＢＥ」と「ひまわり組」には参加できなくなってしまいました。

３．「ひまわり組大阪支部」

転勤先の大阪には中学時代からの腐れ縁であるＴが住んでいました。Ｔとは中学時代から自転車に乗ってあちこち走り回っていました。大学からはお互いバイクに乗り始め、時には一緒に走る事もありました。その延長線で大阪に戻ってからＴと二人で気が向いた時に走りに行くようになったのです。　私は大阪に移ってからも、「ひまわり組」のＨＰは頻繁にチェックしておりましたので、Ｔとのツーリングを勝手に「大阪支部」の活動として報告をしておりました。たった一人の「大阪支部」はこうしていつの間にか立ち上がったのです。

平成１５年の春、福岡の「ひまわり組」でとんでもないツーリングが計画されている事を知りました。　なんと、１泊２日で福岡～鳥取を往復する「１１００ｋｍツーリング」なる、なんとも無謀な計画だったのですが、私は是非ともひまわり組の面々と鳥取で再会したいと考えました。　何度か計画が流れた後、ついに９月にそのチャンスが巡ってきました。さて、大阪の相棒Ｔにとってはまったく面識の無いメンバーでのツーリングです。当初は一人で鳥取まで走るつもりでした。　ところが地図やガイドブックを借りにＴの家に行くと、声を掛ける前から一緒に行きたそうな素振。Ｔも参加する事があっさり決まりました。

そして２００３年（平成１５年）９月１５日、福岡の「ひまわり組」メンバー３名と大阪のミミオ・Ｔの２名が鳥取で合流。　その夜の馬鹿騒ぎの宴会が、たった二人の「ひまわり組大阪支部」発足の宴となったのです。

４．そして、新生「ＲＹＵＢＥ」誕生・・・

「ひまわり組大阪支部」として正式にスタートを切った後、２００３年（平成１５年）１２月３日には活動記録用にこのホームページが開設されました。　メンバーは相変わらず二人だけですが、もともと個人で動く事がベースの私とＴにとってはむしろ好都合（？）、フットワークが軽い事を最大限生かして、月に一度のペースでツーリングを行ってきました。
毎年行う予定であった「ひまわり組福岡本部」との合同ツーリングは、２００４年は行き先を四国に決めたものの諸般の事情により結局断念となりました　（この辺の事情も「ＲＹＵＢＥ九州」ＨＰ内、”番外編2.プロローグ　～RYUBE全国ミーティング～”に詳しく載っております）。

２００５年、再び四国ツーリングを検討するに当って、ひまわり組創設者のメンバーは、考えました。　「ひまわり組ももともとはＲＹＵＢＥから生まれたもの。　折角新しい試み（合同ツーリング等）や新しいメンバーも増えてきた事だし、できるならばＲＹＵＢＥとひまわり組との活動を一緒にしたい・・・」
そして、ＲＹＵＢＥ創始者である忍者親分始めとするメンバーが協議。　２００５年（平成１７年）２月２３日、「ＲＹＵＢＥ」と「ひまわり組」は合流し、新生「ＲＹＵＢＥ」が誕生しました。

そして、２００５年（平成１７年）４月１６日、再び九州と大阪のメンバーが四国で再会し、高知県土佐町で再び馬鹿騒ぎの宴会が行われました。　そしてこの日をもって「ひまわり組大阪支部」は「新生ＲＹＵＢＥ」の一員となり、「ＲＹＵＢＥ大阪」と名称変更して、新たなスタートを切りました。